カソウ者の日々

昭和生まれ90年代育ちのナマモノ腐の令和時代ナマモノ腐活動日記

eスポーツ運営側はどんな未来を描いている?またはそれはマズイよCR Fortnite Camp

 

CR Fortnite Camp

cr-gs.jp

格ゲー村出身のハタは昨日のスト6からヴァロ、そして止めのLOLでのeスポーツ界隈炎上騒動の話をしようかと思ってたいのですが、あんまり話題になっていない「CR Fortnite Camp」の話をしようかと。プログラム内容が小中学生向けにしてはちょっとマズイかもと思う所を現に小学生の子を持つ保護者の視点から語りたいと思います。ワタシeスポーツシッテル

1,CERO レーティングを無視してるような誤解を与える記述がHPや保護者パンフレットPDFにある

「Fortnite 」は国内の家庭用ゲーム機でプレイする場合CEROのレーティングが適応されます。レーティングは「C」で15歳以上が対象のゲームとなっていますが、このキャンプ、こんな説明が公式HPや保護者用パンフレットPDFにあるんですよね

 

※当⽇はPC、キーボードマウス、ヘッドセットのみ貸出致します。ゲームパッドNintendo Switchでのプレイを前提とされている⽅はご⾃⾝で持参していただく 必要がございます。

証拠スクショ

 その記述はマズイだろう。建前上、小中学生はSwitchでFortniteやってないんだからさ。なんのために家庭用ゲーム機ゲームにレティーングつけてんだよって話になってしまう。小中学生が自発的にゲームを買えるのは少数でありスポンサーは保護者なんですよね、ゲームに良い顔しない保護者はまだまだいるのでそこに顔を向けてほしい。主役は子どもたちですけど、その後ろにいる人達がどんな人達かも少しは想像してほしい。自分たちの迂闊かつ杜撰な振る舞いで魅力すらも伝えられないかもしれないことを考えてほしいし、ハード、ソフトメーカーの努力も蔑ろしていることも考えてほしいです。

 

 

 

2,保護者向けになにか勉強会や説明会みたいなアプローチがほしかった

 

 ドッグイヤーのようなシーンを見せている「eスポーツ」業界に対して保護者向けの勉強会もしくは説明会があったほうが良いじゃないのかな、参加費だけでおおよそ10万円で地方から参加だとそれ以外に宿泊費なんかも自前で。それの費用は保護者のから出ていることがほとんどだと思うのでやはり業界として保護者に対しての説明責任というものがあるのよ。子どもの思い出や経験値を得るだけではなくて、保護者も知識を知るという配慮や経験があれば業界に対してイメージアップにもなるし。

ネット対戦ゲームにはどうしてもWHOの「ゲーム障害」ことがちらつくのでそういうところにも配慮してほしいですよ。参考にこの本をあげておきます

 

本が出て2年。著者の吉川徹先生(https://twitter.com/afcp_01)は本が出たばかりの時「2年後には古い内容になっていると思う」と言っておられた記憶があるのですが、まだまだ参考になる内容がたくさんあります。ゲームやネットやeスポーツに関わる業界の人は読んでほしい本です。子どもの保護者向けに書かれた本ので読みやすい文章です。業界的な説明は知ってることもあると思いますが、自分たちの仕事がどのように子どもたちに影響を与え、それに対して医療の現場がどのように対応としようとしているかがわかると思います。ちなみ著者は非「久里浜」系の医師だと私は思っています。参考になればと。

 

色々書いたけど、わたし清濁含めてeスポーツ大好きで今一番推しているので本当に頑張ってほしいです。未来のために。なるべくツッコミどころを作らないでほしいのです。未来に続くために。